植物の根は、すべての養分を均等におなじ比率と速度で吸収できているわけではありません。培養液のpH値と養分バランスは時間とともに崩れていきます。キャナ・アクア液体肥料は、植物の根が肥料養分を吸収してバランスが崩れても、pH値が適正値である5.2〜6.2のレンジに保たれるように工夫されています。根傷みなどで肥料の吸収がストップしないかぎりpH値が最適値から外れることはありません。これは、キャナ・アクアがハイドロポニックスをさらに簡単にしてくれる理由です。
アクア・フローレス A / B は夏野菜など果実を収穫する開花期の2パート(A/B)ベース肥料。1:1のシンプルなレシビです。水に溶けやすい吸収性のよい肥料養分と、pH値安定作用のあるケイ酸・フミン酸・フルボ酸が配合されています。チッ素を大幅にへらし、リン酸・カリウムの比率を高めています。花芽分化から果実の結実、着果までを促進します。
汎用性が高く、循環システムやハイドロボールをはじめ、あらゆるハイドロシステムと培地で使うことができます。
Aqua Flores(アクア・フローレス)
Aqua Floresは、夏野菜など短期生長植物の生殖生長(開花期)専用のベース液体肥料で、開花期に必要な肥料養分がすべて配合されています。Aqua Floresは、花芽形成から結実を促進すると同時に、本来の風味を引き出します。Aqua Floresは、シンプルで使いやすく非常に水に溶けやすいため、循環式のハイドロポニックス・システムにとくに向いています。Aqua Floresにも、Vegaと同様に、pH値安定成分として、ケイ酸・フミン酸・フルボ酸が配合されています。
Aqua Flores液体肥料は、花芽形成とともに変化する肥料養分比率にもとづいた生殖生長期(開花期)専用肥料です。開花期は、窒素を大幅に減らしてリン酸とカリウムを多めに与えることが大切です。
Aqua Floresには、ケイ酸・フミン酸・フルボ酸が豊富に配合されています。これら成分の相乗効果で、必須肥料養分をあますことなく吸収することができる上、微量ミネラルの吸収率も高まり、花つきと実つきがとても旺盛になります。
***Aqua Flores使用法***
Aqua FloresはAとBを同量ずつ水道水で希釈してください。循環式ハイドロポニックス・システムに最適です。
Aqua FloresAとBは、それぞれご使用前によく振ってください。
・ AとBの各分量:30 ml /水10 リットル = 11 ml / USガロン (1:333の割合で希釈します)
・ AとBの希釈液をよくまぜ、その後数時間置いてください。
・ 最適なpH値 :5.2 ~ 6.2
・ Aqua FloresA + B 培養液の最適なEC値は1.2〜1.5 mS/cm です。EC値が“0”の水にAとBを加えた値)
使用上のお願い
・ AとBは、原液どうしを絶対に混ぜないでください。
・お子様やペットなどが接触しない場所に保管してください。
・高温と凍結、直射日光をさけ、冷暗所で保管してください。
・ 濃すぎる肥料や過度な与えすぎは、植物にダメージを与えます。
・自然保護区域、水生植物の葦や湿度の高い場所、生垣や庭木、湖畔や池や地下水の水源近くではご使用を避けてください。
・万が一、製品が肌や眼についてしまった時は、原液か希釈液かを問わず直ちに水道水で洗い流してください。必要に応じて医師の診断に従ってください。